理事長 井上賢治先生
—— 着用されている白衣は定番の人気商品です。生地がシャリっとしていてシワになりにくいのが特徴です。着心地はいかがですか?
着心地はとても良く、気に入っています。私は、パリっとした白衣が好きなので、この白衣は気に入っています。同じものをいくつか持っていて、着回しています。
—— 135年続く伝統のある病院で、1日に1500人もの患者さんが来院されると伺いました。常に注目されている病院ですが、そうした病院におけるユニフォームの役割について、どのようにお考えですか?
ユニフォームは、私服から着替えて、仕事モードに入るためのもの。オンとオフを切り替えるためにユニフォームはとても重要だと思います。私がパリっとした生地の白衣が好きな理由も、その感覚によって気持ちを切り替えて仕事に取りかかれると思うからです。
職員は何百人もいますので、ユニフォームによって職員全体の統一感を出すことも大切です。また、多くの患者さまに安心して信頼していただくためにも、職員の印象を決めるユニフォームの役割は非常に大きいでしょう。
—— 院内を拝見して気づいたのですが、ユニバーサルデザインに高い関心をお持ちですね。サイン表示や照明、床、什器など、ロービジョンの方や高齢者をはじめ、どんな人にも使いやすい工夫がされています。また、和紙インテリアも、目に優しく、癒されますね。こうしたところにも、井上理事長の病院に対する思いやコンセプトが反映されていると思いますが、ユニフォームともどこか繋がっているでしょうか?
そうですね。ユニフォームでも院内設計でも良いデザイン、患者さんにとって優しいデザインを取り入れるようにしています。当院は全ての患者さまにとってより良い快適な診療空間を提供することを目指しています。その診療空間には、そこで働く職員のユニフォームも非常に大切な要素です。
—— ファッションと同様、ユニフォームにも流行がありますね。また、生地も進化していますし、仕様の改良で機能性も高くなっています。一方で、伝統ある病院では患者さんの反応も気になりますし、実際にどのデザインを採用するかを決定するのは難しい作業ではないですか?
患者さまに安心できる空間を提供したいのであまり斬新なもの、奇抜な色のものなどは採用しづらいですが、職員が希望すれば、より良いユニフォームを採用するのも良いと考えています。女性職員は流行にも敏感です。当院も8割以上は女性職員ですので、彼女たちに一生懸命働いてもらうためにも、どのようなユニフォームを採用するかは重要な要素の一つだと思っています。
—— 伝統を受け継ぎながら、新しいことも積極的に採用していく、ということですね。
そうですね。当院は今年の6月に埼玉県の大宮にクリニックを開院予定です。大宮での開院は、私としては一からのスタートになります。
ユニフォーム含め、あらゆる面で常にチャレンジしていく病院でありたいと思っています。


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